商店街と子どもたちをつなぐ合言葉「Trick or Treat!」

すべてはそこに暮らす子どもたちのために。これは、ソラストの保育園が掲げる保育方針です。子どもたちを太陽のようにあたたかく見守り、ときに力強くはげましながら、小さな芽がすくすくと元気に育つのをサポートするとともに、子どもたちの「元気」を源に、保護者のみなさまを元気に、さらには地域を元気にすることを目指しています。そんな取り組みの一環として、今回は、「ソラスト神楽坂」でのハロウィーンパーティーの様子をレポートします。

東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅から徒歩3分。地蔵通り商店街を抜けたすぐ先に、東京都認証保育所「ソラスト神楽坂」があります。

ソラスト神楽坂

ソラスト神楽坂を訪れたこの日は、園にとって運動会、クリスマスパーティーと並ぶ一大イベントだという「ハロウィーンパレード」が予定されていました。商店街を仮装した園児たちが職員や保護者と一緒に練り歩き、ハロウィーンの合言葉「Trick or Treat!(トリック オア トリート)」を言うと、お店の方々からお菓子をもらえるというイベントです。

ソラスト神楽坂は、地域とのつながりをとても大事にしている保育園です。特に、園児たちにとって地蔵通り商店街は普段から慣れ親しんだお散歩コース。普段から、大きな声であいさつをしたり、手を振ったり、お店のみなさんともすっかり顔なじみです。それだけではありません。商店街のイベントに参加したり、年末には園児たちの手で保育園のカレンダーを届けたりと、地域に開かれた保育に取り組んでいます。

そんな園にとって大切なイベントのひとつであるハロウィーンパレードを、保護者のみなさんはもちろん、商店街の方々も毎年楽しみにしています。しかし、今年はあいにくの雨。しかも、7年目にして初めての雨。残念ながら、この日は室内でのハロウィーンパーティー開催となりました。

園の玄関を入ると、ハロウィーンの演出があちこちに。天井から給食のサンプルケースまで、ハロウィーン一色です。「きょうのこんだて」を眺めながら「おいしそうですね」と言うと、保育士の一人が「ここの給食は、毎日工夫されていて本当にすばらしいですよ」と教えてくれました。ソラストの保育園では、産地や無添加にこだわり、五感で楽しめる給食を工夫しています。

お揃いの衣装はすべて先生たちの手作り

お昼寝の後の15時。年齢別の3つに分けられた保育室を覗くと、それぞれに仮装の準備が始まっていました。「いつもはなかなか起きられない子たちも、今日ばかりはご機嫌に起きてきましたよ」と園長の岩本岸恵先生。

驚いたのは、0歳児クラスはミツバチ、1歳児クラスはミッキーとミニー、2歳・3歳児クラスは森の妖精やコウモリと、クラスごとに全員が同じ衣装だったこと。保育士たちが以前作った手作りの衣装をリメイクしたものです。一部の女の子が着ているドレスも、すべて園の持ち物です。

いまや保育園でのハロウィーンパーティーは珍しくありませんが、仮装の衣装は家庭からの持ち込みであることが一般的です。わざわざ園が用意する理由を園長先生にお伺いすると、「お仕事でお忙しくされている保護者のみなさんに、余計な負担をおかけしたくないからです。以前は女の子だけ仮装していたのですが、保護者から、男の子もやってほしいという声が上がり、いまは全員が仮装するようになりました」。

常に保護者の声にも耳を傾けながら園のあり方を考えているというソラスト神楽坂。ハロウィーンパレードに保護者が参加するようになったのも、「せっかくなら親も見たい」という要望に応えてのことだったと言います。この日も多くの保護者が仕事先から駆け付け、教室のあちこちで、「わーっ、かわいい!」「どうしたの?その衣装!!」「すごいなぁ」とあちこちで歓声が上がっていました。

そんな様子に目を細めながら、「これからも、子どもたちだけでなく保護者のみなさんにとってどうあるべきなのかを考え、定員40名という小規模な園だからこそできることや、よりよい支援のあり方を探っていきたいですね。地域との連携に加え、働く親同士の横のつながりを作ることも大切なテーマです」と園長先生。

すべてはそこに暮らす子どもたちのために。ソラストの保育園は、子どもたちを取り巻く環境にもしっかりと目を向け、各園がさまざまな挑戦を続けています。

後日実施されたハロウィーンパレード 2016の様子

商店街の方々も楽しみにしているソラスト神楽坂のハロウィーンパレード。中止ではもったいないと、晴れた日に延期。仮装した子どもたちのかわいらしい姿に歓声が上がり、商店街が笑顔であふれました。

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