依田武志
人事総務本部 人事部長

ソラストでは、「ソラストーリー、始まる。医療事務・介護・保育をもっと新しく、働く女性をもっと美しく。」を経営ビジョンに掲げ、さまざまな取り組みを進めています。2017年4月1日より新しくスタートした人事制度もそのひとつです。従来の制度をどう変えたのか。その狙いや仕組みについて、人事部長にお話しを伺いました。

働き方は自分で決める!柔軟な制度設計で一人ひとりの可能性を最大化

ソラストは、25,000人を超える社員の9割が女性です。男性に比べて、女性は結婚や出産、育児、介護など、さまざまな事情でキャリアを分断されがちです。ソラストではこれまでも、女性が働きやすく続けやすい会社であるために、制度面、体制面、環境面からサポートしてきました。

しかし、多様化するライフスタイルに合わせて、一人ひとりが適切なタイミングで、その時々に合ったベストな働き方を選択できるようになるには、さらに柔軟な制度設計が必要です。人事部長の依田はこう説明します。

「ご家庭の事情はもちろんですが、女性の仕事に対する価値観やキャリア観はさまざまです。そして、どれが正解ということもありません。パートだから・・・、正社員だから・・・というのではなく、その人が望む働き方のなかでモチベーションを維持し続け、持てる能力を最大限に発揮してもらうことが大切です。そのためにも、働き方や仕事の質、量を一方的に決めつけてしまうような制度は見直したほうがよいと考えました」

そこでソラストは、社会一般で言われているような「正規社員」「非正規社員(パート社員を含む)」の区分を設けず、すべての社員を「正規社員」と位置付け、その時々の働ける量に合わせて、常勤か非常勤のいずれかを選択できるようにしました(図1)。同時に、多岐にわたる社員区分を体系的に整理し、採用時の区分を固定化しないためのシンプルな区分、名称を設定しました(図2)。

一般的な考え方

  1. 待遇(処遇、契約期間)により区分する考え方
  2. "パート"は非正規に分類
  3. 処遇差は、正規:非正規=10:6
  4. 非正規から正規への切り替えはぶ厚い壁があり、採用時の区分が固定化

ソラストの考え方

  1. 全ての社員が正規社員という考え方(本人が選択した働き方を尊重する)
  2. 処遇差は、常勤:非常勤=10:9
  3. 常勤、非常勤の変更を柔軟に行うことが出来、より良いキャリアが継続・形成できる会社

図1 ソラストの人材に対する考え方

変更前の体系・名称

現業社員専門Ⅰ型社員
専門Ⅱ型社員
夜間勤務社員
パートタイム社員
レセプト社員
夜間勤務パート社員
介護専門社員
介護専門パート社員
保育専門社員
保育専門パート社員
販管社員統括職・専門職
事務営業職
社内パート社員

変更後の体系・名称

(職種区分)
(勤務区分)
(役割区分)
専門職医療専門職
常勤
専門Ⅰ型
専門Ⅱ型
夜間勤務
非常勤
非常勤
夜間勤務
介護専門職
常勤
非常勤
保育専門職
常勤
非常勤
総合職
常勤
非常勤

図2 社員区分体系および名称の見直し

常勤から非常勤への変更もしくは非常勤から常勤への変更は必要なタイミングで柔軟に行えるうえ、処遇差もほとんどありません。これにより、人材の流動性を高め、一人ひとりに合ったキャリア形成を後押しするのが狙いです。病院の事務、介護の現場を担うホームヘルパー、保育補助など、すべての社員が自分の仕事に誇りを持ち、モチベーションを維持できることが重要です。

既成概念にとらわれず、多様性を受容する働き方改革を推進

「我々の事業は"人"というリソースがすべてですから、ソラストで働いてくださるすべての人たちに公平に接したいと考えています。今回の人事制度変更も、多様性を受け入れ、社員が選択した働き方を尊重する考え方に基づくものです。従来の制度では、特に意識面において区分間の差があり、たとえば、パートという呼称そのものが働き方を制約してしまい、本人の能力が十分に発揮されずにいたケースもありました。

制度が社員の可能性の芽をつぶしてしまっては、会社にとっても本人にとってもマイナスです。自分らしい働き方が見つかることで、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして成長し、より良い生涯キャリアを築くことができれば、離職率の低下につながり、結果的に会社全体でサービス品質が高まっていくと考えています。」(依田)

今回の制度変更では、社員区分および名称の変更のほか、同じく2017年4月1日より、仕事と家庭の両立支援制度の大幅な拡充も実施しています。具体的には、育児や介護などを理由とする短時間勤務制度、時差勤務制度の利用期間の上限をすべて撤廃。育児や介護などの負担が解消されるまで利用できるようにし、勤務年数に関係なく、入社直後から誰もが利用できるようにしました(表1参照)。

制度内容変更前の条件変更後の条件
育児短時間勤務制度育児を理由として、1日の労働時間を6時間まで短縮できる制度小学校3年生まで
勤続1年以上
育児負担が解消されるまで利用可
入社時より利用可
育児時差勤務制度育児を理由として、出退勤時間をスライドする制度
介護短時間勤務制度介護を理由として、1日の労働時間を6時間まで短縮できる制度利用開始後3年間まで
勤続1年以上
介護負担が解消されるまで利用可
入社時より利用可
介護時差勤務制度介護を理由として、出退勤時間をスライドする制度

表1 両立支援制度拡充の概要

ソラストでは、医療事務、介護、保育の分野における女性のキャリア形成を支援するため、今後も既成概念にとらわれることなく、「働き方の改革」を積極的に推進していく考えです。

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