子育て世代が増加中!?保育士が台東区で働くメリットとは。

浅草や上野といった都内有数の観光スポットを持つ台東区において、住宅地としてのイメージはあまり強くないかもしれません。しかし、近年ではおしゃれな街として生まれ変わった蔵前や、台東区の中では平均家賃が低い入谷や三ノ輪エリアなどが若いファミリー層に人気となり、待機児童も多くなっています。この記事では、そんな台東区で保育士が働くメリットをご紹介します。

台東区ってどんなところ?

台東区は23区の中で最も面積の狭い区ですが、ターミナル駅である上野駅があり、新幹線を含めて14もの路線が通っています。台東区に住んでいると、上野駅を通ることで都内のどこへでも楽にアクセスでき、都心で働く人にとっては魅力のあるエリアです。一方で、古くからの風俗街や日雇い労働者の多い地域などを内包しているため、23区の中ではあまり治安の良くない区とされることもあります。

しかし、上野動物園や東京都美術館を含む「上野恩賜公園」のような大きな公園も複数あり、全国的に有名な「アメヤ横丁」だけでなく区内には多くの商店街が存在し、買い物などには非常に便利です。区内には三ノ輪や新御徒町、入谷など、アクセスの良さから新興の住宅地となり、治安が良く安心して子どもと共に住める地区もあります。浅草寺周辺などに見られるような歴史ある下町風景の残る街並みも台東区の魅力です。

台東区についてのデータは以下の通りとなります。

0~14歳人口数 18,424人(23区中22位) ※東京都統計(2020年4月)
小児科診療所数
(人口10万人当たり)
23.22(全国平均17.43) ※厚生局統計(2018年11月)
平均家賃(3~4LDK) 19~23万円台(23区中14位程度) ※不動産サイト調べ(2020年5月)
犯罪発生件数 2,862件(23区中9位) ※警視庁統計(2019年)

保育士の需要予測

現在の保育ニーズ

東京都の発表によると、平成31年度4月の台東区における就業前児童数は7,828人。これは23区中11位と中位レベルです。待機児童数は79人と、前年4月の183人に比べて104人減少しましたが、それでもなお多数の待機児童が存在しています。1歳児の入園が難しい場合が多く、今後も保育所の新設が予測されます。

子育て支援制度から考える予測

台東区は、他の区と比べて独自の子育て支援制度が多くあります。例えば、子育て世帯が自宅をリフォームする際に工事費の3分の1(上限20万円まで)の金額を助成してもらえます。台東区は昔から住んでいる人たちも多く、昔から住んでいた家を子どもが生まれる際などに子どものいる家族向けにリフォームするということが考えられますから、地域に合った実際的な援助だと言えるでしょう。

また、経済的に進学が難しい家庭には、高校等の進学費用を助成する制度があります。2019年には未婚のひとり親に特別給付金を支給するなどの援助も積極的になされています。また、台東区の公立保育園には園児以外でも園庭遊び・水遊び、ままごと・粘土・リズム遊びなどができる取り組みがあったり、保護者が食事や、健康面を含めた子育ての悩みを相談に行ける仕組みがあります。こういった支援制度と住みやすさによって、今後も保育士が活躍する場が保たれることが予測されます。

台東区の保育士の平均給与は?

台東区の保育士の平均給料は、東京都内で見ても比較的高い方だと言えるでしょう。求人サイトなどでは平均月給250,000円という金額も出ています。待機児童への積極的な取り組みから新園の求人も多く、したがって園長や主任保育士、クラスリーダーといった役職手当などの付く求人もあります。経験があり、保育士としてのキャリアを求める方にとっては高収入求人を見つける機会が多いでしょう。

台東区の保育士求人例

台東区北上野にある認可保育所での保育士(正社員)

職種保育士
仕事内容保育業務全般および管理補佐業務
給与月給230,000円~、賞与年3ヵ月分
勤務時間7:15~20:15内で実働8時間(60分休憩)残業0推進、持ち帰り残業禁止
応募資格保育士資格をお持ちの方※経験不問、新卒・第二新卒歓迎、ブランクOK
福利厚生確定拠出年金制度あり、交通費支給、福利厚生施設利用可他

こちらは役職のつかない保育士の場合の給与です。資格があれば経験不問、新卒OKの求人なので、スタート給与は地域の中では低めなものの、保育士としてのキャリアに自信がない方にもチャレンジしやすい求人と言えます。

例2)台東区が設置する一時保育室での保育士主任

職種保育士主任
仕事内容保育士業務全般、および管理者業務(利用者人数の確認、登録面談等)
給与月給270,000円~、昇給年1回、賞与年2回
勤務時間平日8:30~17:30
応募資格保育士4年以上経験がある方
福利厚生社会保険完備、退職金あり、交通費支給、住宅補助制度

こちらは区が設置する一時保育室での求人です。他の保育所と違い、スポットでの利用がメインの保育室です。そのため、子どもたちを長期的に見てあげることは難しい仕事です。半面、入院や、家庭の事情で短期的に預け先を探して困っている保護者の力になれる、やりがいあるお仕事です。一時保育室の性格から、少人数・異年齢保育になることが多いのも特徴です。

台東区で働く保育士のメリット

保育士が台東区で働くにあたり、考えられるメリットに次のようなものがあります。

・地元に密着した下町の雰囲気がある
・待機児童を解消するため新設園が増えている

順番に解説していきます。

地元に密着した下町の雰囲気がある

台東区で保育士が働くメリットとして一つ目に挙げられるのは、下町としての歴史が長く、地域密着した土地であるということです。下町風情ある谷根千(谷中・根津・千駄木)の一角を台東区が占めており、寛永寺や浅草寺など寺社も多く、園児たちのお散歩エリアにもなっています。地域では「三社祭」「入谷朝顔まつり」「ほおずき市」など、季節感豊かなお祭りが催され、大人に混じって子どもたちが祭りに参加するなど、地域全体で子どもを育てるような雰囲気が感じられるエリアです

待機児童を解消するため新設園が増えている

台東区の待機児童数は現在も多く、新しい保育園の参入も多い状況です。先輩保育士との人間関係や園独自の雰囲気に不安を感じる保育士にとって、新規園求人があることは大きな魅力となるでしょう。保育士のニーズが高まれば、資格保有者の求人ニーズは高まります。そのため、経験が浅い方・ブランクがある方も入職しやすい環境だったり、待遇が見直しになる可能性があります。23区の中で台東区の保育士給与が比較的高いのも、そういった環境の表れと言えるでしょう。

台東区で働くデメリット

次に、台東区で働くときに気を付けておきたいことをお伝えします。

一部治安が悪い地域がある

なんとなく治安が悪いイメージを持たれがちな台東区。実際警視庁の統計でも、上野駅や浅草駅付近はは粗暴犯含めた犯罪件数が多いとされています。逆に、田原町周辺、根岸、蔵前近辺は比較的落ち着いた雰囲気のようです。女性が多い保育士業界ですから、一人暮らしをする場合は、昼夜ともしっかり雰囲気を確認してから部屋を決めるとよいでしょう。

地域でも、防犯カメラ費用の補助、自動通話録音機の貸し出し制度など、犯罪件数を減らすための取り組みをしています。

まとめ:子育て世代にやさしい街、台東で働こう!

以前は子育てには向かないと思われていた台東区。しかし、近年は治安が改善され、住みやすい家賃・物価といった環境から子育て世代の参入が増え、台東区内の子どもの数も増えています。行政の取り組みによって待機児童問題もかなり解消されてきています。今も新しい保育園が増え、保育士の需要の高いエリアである台東区。春は桜の下の隅田川沿いを散歩したり、夏は朝顔まつりを訪れたりと、豊かな自然と歴史、人情の町で子どもの発達に貢献できるのが台東区の魅力です。ぜひ、台東区でご自分に合った保育士求人を探してみてください!

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