意外と子どもが多い街!大都市新宿区で保育士として働こう

都庁周辺のビジネス街や、歌舞伎町に代表される繁華街のイメージが強い新宿区。しかし新宿区は都心部の中では比較的就学前児童人口の多い地域で、多様なライフスタイルの人が集まる都心部ゆえに、バラエティ豊かな保育サービスもあります。ここでは、新宿区の保育ニーズや、保育士さんを取り巻く状況についてご紹介したいと思います。

新宿区ってどんなところ?

新宿区は23区の中央部に位置し、新宿駅付近に代表されるようにビジネス街や繁華街を多く含む地域です。歌舞伎町など治安の悪いとされる地区が あるのは事実ですが、他にもおしゃれな街である神楽坂や、早稲田大学や学習院大学などがある若者の多い地区である早稲田、皇居などがあり非常に治安の良いエリアである市ヶ谷など、バラエティに富んだ地区を含む区です。

一見子育てには向いていないというイメージの強い新宿区ですが、物価が高いという点はあるものの、子ども連れの家族でも安心して暮らせる地域もあります。例えば四ツ谷駅や信濃町駅周辺の地域、若葉などは学習院初等科などの私立小学校があったりして、治安もかなり良く、穏やかで子育てに向いている地域だと言えます。

保育士の需要予測

新宿区の待機児童数

新宿区は待機児童対策が十分なされている区で、23区の中でも特に待機児童数が少なく、2019年には2人となっています。2018年は25人だったので、23人の減少です。

決して子どもの数が減少している訳ではなく、新宿区の就学前児童数は10年連続で増加しています。それでも待機児童数が2に減少したということは、それだけ待機児童対策がされていることになります。最近では「保育園に入りやすい区」として紹介されることもあり、子育て中の共働きの家庭にとっては特に魅力のある区となっています。

新宿区の保育所数

新宿区の認可保育園は区立:12、私立:49(新規開設予定のものを含む)あります。その他、認証保育園は16、認定こども園は区立:10、私立:8あります。これ以外にも認可外保育施設が各地に設立されています。

家庭的保育者やベビーホテル、企業の中で社員福利厚生のために設立された事業所内保育施設など、保育園にとられない保育サービスも存在します。24時間対応の保育所がもありますし、外国の子どもと一緒に保育を受けられる施設もあります。

保育士にとっては求人が多く、比較的仕事を見つけやすい地域であると言えるでしょう。

子育て支援制度

新宿区は、人口が多く、様々なライフスタイルの家庭がある土地柄に合わせた子育て支援を行っています

例えば「トワイライトステイ制度」という、回数制限はありますが、1回2,000円で夜間に子どもを協力家庭に預けられる制度があります。また、「ひろば型一時保育」という、地元の支援センターによる一時保育制度もあります。生後6ヶ月から預けることができ、子育て中の息抜きや急用の際に利用できます。

育児サポートの面では、子育ての相談窓口だけでなく、産前・産後に数時間子どもの世話や家事などを手伝ってもらえる「育児支援家庭訪問事業」や、保育士が訪問して保護者の相談に載ってくれる「子育て訪問制度」もあります。

新宿区の保育士の平均給与は?

都心ということで、保育士の平均給与が高いことが期待される新宿区。大手求人サイトによると、平均給料は月給227,000円とのことで、全国平均から見ると高いものの、東京都平均では特に高いということはありません。

新宿区で高収入を得たいなら、施設管理者や主任保育士などへのにキャリアアップ転職を目指すとよいでしょう。保育施設数は多い地域なので、管理職求人も定期的に募集があるようです。

新宿区の保育士求人例

ここでは、実際の求人内容から新宿区の求人例を見てみましょう。

例1)新宿区高田馬場にある認可保育園での保育士

職種 新卒保育士
仕事内容 保育業務全般
給与 月給228,000円~246,000円
昇給:年1回、賞与:年2回、交通費別途支給
雇用形態 正社員
勤務時間 7:00~20:30の間で実働8時間のシフト制
応募資格 保育士資格お持ちの方 ※取得見込み可
社会保険 社会保険完備、借上げ社宅制度、退職金制度他

こちらは、新卒の方向けの保育士募集です。保育士資格があれば、もしくは取得見込みがあれば、実務経験0でも応募することができます。借り上げ社宅制度があるのは、地方から上京する学生さんにはうれしいポイントかもしれません。

例2)新宿区神楽坂にある認証保育園での保育士

職種 保育士(短時間)
仕事内容 保育士業務全般、主活動、散歩、給食・おやつの介助、制作、書類作業等
給与 月給180,000円~
昇給年1回、賞与:年2回、交通費別途支給
雇用形態 短時間正社員
勤務時間 7:15~20:30の間で実働6時間のシフト制、残業なし
応募資格 保育士資格をお持ちの方
社会保険 各種社会保険制度あり(法令通り)

こちらは、月給は18万円~ですが、1日6時間という短時間勤務の求人。パートではなく短時間正社員ですので、きちんと年2回の賞与がでるのがポイントです。残業もほとんどないため、家事や育児とも両立しやすいお仕事です。

新宿区で働く保育士のメリット

遊ぶ場所に困らない

新宿には、休日遊べるスポットがたくさんあります。伊勢丹・高島屋といったデパートや、ルミネ・ミロードなどのファッションビル、グルメも多数あります。また、巨大なゴジラがいる歌舞伎町や、韓国グルメやコスメを楽しめる新大久保なども新宿区内に立地します。

お笑い好きな人には「ルミネtheよしもと」、松竹芸能の劇場「新宿 角座」、寄席が見られる「新宿末廣亭」などがおすすめ。対人ストレスを抱えやすい保育士さんも、思いっきり笑うことでストレス解消になりそうです。

終電が遅い

ギネス認定世界一の乗降客数を誇る新宿駅。なんと一日の乗降客数は約353万人で、静岡県の人口とほぼ同じなんだそうです(2017年時点)。多路線が接続する新宿駅なら、都内だけでなく神奈川方面、埼玉方面、千葉方面どこでもアクセスが便利です。

終電が遅いのもありがたいポイント。平日の山手線なら12時を過ぎても多数の電車が走っているので、万が一夜遅くなってしまっても安心です。

色々なタイプの保育所がある

大使館や国際的な企業がある新宿区。外国語教育や、音楽教育、知育などに力を入れる保育所もあります。またそのような背景から、子どものために引っ越してくる教育熱心な家庭もあります。語学力を活かしたい保育士さん、教育的な要素を含む保育も行いたい保育士さんは、新宿区での就業を視野に入れると見つかりやすいかもしれません。

また、省庁や大企業では、事業所内保育事業所も複数存在します。地域によっては片親で子どもを育てている家庭の子どもたちや、医者や看護師、報道関係者など、不規則な時間でフルタイムで働く保護者の子どもたちのための24時間保育を行う保育園もあります。社会のために一生懸命働いている保護者を保育を通じて支えられることは、保育士としての大きなやりがいとなるでしょう。

新宿区で働くデメリット

人混みが多い

新宿区が苦手、という方は新宿駅周辺や歌舞伎町の人混みを思い浮かべる方が多いでしょう。朝の通勤時間帯には都庁方面に進む人の波にのまれそうになったり、夜の歓楽街が騒がしかったりするのは確かです。慣れる以外に人混みが苦手なことを克服するのは難しいかもしれませんが、神楽坂や落合南長崎など、新宿区でも比較的落ち着いたエリアを選んで保育園を探してみるといいでしょう。

それでも疲れたときは、春は桜が美しい新宿御苑や明治神宮外苑など、意外と多い新宿区の自然に触れてリフレッシュしてみましょう。

多様な顔を持つ大都市、新宿区で自分にあった働き方を!

ここまで見てきた通り、新宿は「ビジネス街」「歓楽街」「官庁街」「住宅地」など、様々な顔を持つ区です。住まう人のライフスタイルもそれぞれで、教育熱心な家庭の子どもが集まる保育園もあれば、社会のために昼夜忙しく働く保護者の子どもを支える保育園もあります。保育士として何にやりがいを感じるかによって、自然とどのような保育所で働きたいかも変わってくることでしょう。

新宿区は、他とは違う保育士としての経験ができる保育園も多く存在します。ぜひ、興味がある方は新宿の保育士の求人を探してみてください。