遠方からの転職フォロー制度あり!神奈川県川崎市で保育士さんが働く環境を紹介

川崎市は、品川や東京への交通の便が良いことから、ベッドタウンとして近年大変人気があるエリア。特にタワーマンションが多い武蔵小杉や、閑静な住宅街での新百合ヶ丘は、不動産情報サイトの住みたい街ランキングで上位に入る人気エリアです。ここでは、そんな川崎市で保育士として働く場合の環境やメリット・デメリットをご紹介します。

神奈川県川崎市ってどんなところ?

神奈川県第2の都市、川崎市。政令指定都市の中で面積は最も小さいながら、2018年には人口が150万人を超えた人口密度が高い市です。市の北側は多摩川越しに東京都につながっており、都心へのアクセスも、横浜へのアクセスも良いベッドタウンとして人気の地域です。また、婚姻率や出生率も全国的に高く、人口は年々増えて続けています。

市内には工場見学や工場夜景などの川崎ならではの産業観光スポットや、家族で楽しめる「川崎競馬場」、自然を楽しめる「生田緑地」や「大師公園」、歴史ある「平間寺(川崎大師)」や「川崎市立日本民家園」があります。また、サッカーJリーグ「川崎フロンターレ」の本拠地でもある、魅力のあふれる市です。

保育士の需要予測

川崎市の待機児童数

川崎市の待機児童数は、2019年現在14人。2018年は18人、2017年は0人と、少ない数値を保ち続けています。川崎市はその通勤至便性から、共働き世代が増加傾向にあり、認可保育所の利用申請数自体は増加しています。その上で少ない待機児童数を保ち続けているのは、川崎市の取組みの成果といえそうです。

一方、川崎市内では現在も大規模マンションが建設されており、今後さらに子育て世代が増えることが予想されます。川崎市も対応のために保育事業費などの予算を増やしていますが、引き続き待機児童数の推移を見守る必要がありそうです。

川崎市の保育所数

川崎市内には認可保育所が377あります。区別に見ると、川崎区に47、幸区に49、中原区に91、高津区に59、宮前区に53、多摩区に46、麻生区に32となっています。これ以外に認可外保育施設の川崎認定保育園が136、保育所の利用ができない3歳未満の児童を受け入れる施設であるおなかま保育室が5あります。

他にも企業主導型保育事業施設が39、幼保連携型の認定こども園が3あります。また、家庭的保育事業所や小規模保育事業所が存在います。

子育て支援制度

川崎市独自の子育て支援制度の一つに「川崎市産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」があります。これはヘルパーさんに自宅に来てもらい、家事や育児を手伝ってもらうことができる制度です(産後6ヶ月まで、利用回数に一定限度あり)。また、産後のケアとして、赤ちゃんの世話のなどの指導を助産師に宿泊、日帰り、自宅への訪問の形で数千円で依頼できるという制度もあります。

川崎市内には53か所の「地域子育て支援センター」があり、子ども同士や保護者同士の交流の場、子育ての相談の場となっています。川崎市の子育て支援制度は、必要な支援は十分整っていると言えるでしょう

川崎市の保育士の平均給与は?

川崎市の保育士の平均給料は、大手求人サイトによると、200,000円~210,000円を超える程度となっています。川崎市内には多くの保育施設があり、常に求人があります。それなりに高い金額の求人を見つけることも難しくなく、中には未経験でも220,000円以上スタートという求人も珍しくはありません。

実際の求人情報では、給料帯に幅のある表記が多いので、経験や資格等によっては250,000円以上の月給も夢ではありません。逆に、スタート時の給与は低い方に設定される場合もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

川崎市の保育士求人例

例1)川崎市高津区にある認可保育所での保育士(正社員

職種 保育士
仕事内容 認可保育園にて主活動、散歩、給食・おやつ等の介助、制作、書類作業など保育業務全般
給与 月給235,000円~
昇給年1回、賞与年2回、交通費支給
雇用形態 正社員
勤務時間 7:00~20:00の間で8時間シフト制
応募資格 保育士資格をお持ちの方
福利厚生 各種社会保険制度(法令通り)、育児・介護短時間勤務制度

こちらは、高津区にある認可保育所での求人情報です。育児・介護での短時間勤務制度については、実際に利用可能性がある場合、制度だけでなく職員の利用状況もしっかり面接で確認しておきましょう。

例2)川崎市麻生区にある認可保育園での保育士(正社員)

職種 保育士
仕事内容 保育士業務全般、0歳児~5歳児の保育、散歩、着替え・トイレなどの身の回りの世話、遊び、連絡帳の記入などの事務作業
給与 月給200,000円~250,000円 ※一律手当含む
昇給年1回、賞与年3回、交通費支給
雇用形態 正社員
勤務時間 7:00~20:00の間で実働8時間シフト制(残業あり)
応募資格 保育士資格をお持ちの方
福利厚生 社会保険完備、育児時短勤務制度

賞与回数が目を引く求人です。金額の計算方法はしっかり確認しておきたいですね。0歳児~5歳児を預かる園なので、低年齢児の保育をしてみたい方はチェックみるのも良いかもしれません。

川崎市で働く保育士のメリット

遠方からの就職フォロー制度がある
教育に関心のある保護者も多い
アート関連のイベントが充実

遠方からの就職フォロー制度がある

保育士ニーズが高く、処遇面でも恵まれた求人が多い川崎市。保育士確保のため、県外からの保育所見学を宿泊型で行ったり、他都市で就職相談を行ったりしています。遠方から首都圏での就職を考えている保育士にはうれしい制度といえるでしょう。さらに川崎市内の保育施設で就職が決まった際には就職準備金制度もあり、安心して就職活動を行えます。

教育に関心のある保護者も多い

公立学校のほか、洗足学園中学校、日本女子大学附属中学校などの私立中学、法政大学第二高等学校、桐光学園高等学校といった私立高校、また、慶應義塾大学 新川崎タウンキャンパス、聖マリアンナ医科大学などさまざまな教育機関が立地している川崎市。教育熱心な保護者も多く、外国語やリトミックなど、教育的要素を含んだ保育を実施する保育園が多数あります。

外国人が多い川崎市にはインターナショナルスクール関連の保育施設もあります。外国語を活かして保育に携わりたい方は、求人情報をチェックしてみましょう。

アート関連のイベントが充実

1995年以来行われているKAWASAKIしんゆり映画祭や、コンサートが開けるミューザ川崎の建設など、川崎市は「芸術のまち構想」というコンセプトで、アート関連のさまざまなイベントを実施しています。また、近年では昭和音楽大学、日本映画大学が川崎市内に誘致され、芸術を愛する若い世代が流入してきています。

家族連れには、多摩区にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」も人気。ドラえもんをはじめとする漫画の原画が多数展示されています。

川崎市で働くデメリット

一部治安が心配な場所がある

一部治安が心配な場所がある

かつて治安の悪さで有名だった川崎市ですが、防犯カメラの設置や青色回転灯を使用した自主防犯パトロールなどの取り組みにより、治安は改善傾向にあります。令和元年度の調査によると、風紀上・防犯上の安心感に対する満足度は60.4%に達しています。

しかしながら、川崎駅付近の繁華街など、引き続き犯罪発生件数が多い地域もあります。お住まいや勤務地を決める場合は、事前にしっかり確認しておきましょう。

人口流入により日々生まれ変わる川崎市で保育士の求人を探してみよう!

かつては治安が良くないイメージのあった川崎市ですが、状況は大きく変わってきています。タワーマンションの設立も相まって、都心に近く便利でありながら、程よく自然がある落ち着いた雰囲気の中で子どもたちを育てられると、ファミリー層にも人気の地域になりました。

このような背景から、川崎市では保育士のニーズが非常に高く、自治体は保育士獲得のために様々な支援を行っています。教育熱心な保護者も多い地域ですから、バラエティに富んだ特徴を持つ保育施設の中から、自分にあった求人を見つけることができるでしょう。