保育士へのサポート制度充実!人気の住宅地、市川市で保育士の求人を探してみよう!

千葉県市川市は、東京駅へのアクセスの良さ、住みやすさに加え、教育に熱心な市です。本八幡駅や市川駅周辺を中心にタワーマンションが建ち、子育て世代も多く流入しています。果樹園や自然もあり、葛飾八幡宮のような歴史ある場所もある、バラエティに富んだ魅力の市川市。ここでは、そんな市川市で働く保育士さんを取り巻く状況をご説明します。

市川市ってどんなところ?

市川駅からJR総武線快速で20分以内に東京駅まで出られるというアクセスの良さから、東京都のベッドタウンとして人気のある市川市。千葉県の中では3番目の人口が多い自治体となっています。

市川駅や本八幡駅周辺は超高層マンションが多数立地し、新しい街並みをつくっています。反面、市川真間地区や菅野地区は明治時代から政治家や富豪、文化人などが住んだ高級住宅地として知られ、現在も千葉県の中で特に地価の高い住宅地となっています。

文豪永井荷風、幸田露伴、北原白秋らが住んでいた市川市は文教都市で、教育熱心な市としても知られています。市営の博物館や動植物園では、子どもたちに楽しみながら教育的な環境に触れさせることができます。また、葛飾八幡宮や弘法寺のような歴史ある神社や寺院、史跡などもあり、魅力の多い都市となっています。

保育士の需要予測

市川市の待機児童数

子育て世代が多い市川市では、待機児童数が多く保育園に入りにくい地域というイメージがありました。しかし2017年から待機児童数減少に力を入れるようになりました。

2019年4月の時点の待機児童数は138人です。これは2018年の待機児童数385人から比較すると247人もの減少となっています。これは、2018年から2019年までの間、新たな保育所等の設置、既存保育園の増員により1,162人の枠を増やした結果と言えるでしょう。

市川市の保育所数

市川市には、公立保育園が21、私立保育園が111、認定こども園が4、小規模保育事業所が38、事業所内保育事業が1あります。これ以外にも家庭的保育事業所が3、簡易保育園が23、企業主導型保育施設が8あります。

市川市は教育や保育の向上に力を入れ、地域ぐるみで子育てを応援する計画を打ち出しています。実際、2019年だけで保育所等16、小規模保育事業所等を14と増やしており、今後も待機児童問題解消のため、保育所増加等の施策が行われると予想されます。

子育て支援制度

市川市は地域や企業で子育てを応援する体制を整えることに力を入れています。特に、核家族が多い現代の状況を踏まえ、子育て中の保護者や子ども同士の交流の場や、相談の場を作ることに力を入れています。

例えば、市川市にあるファミリー・サポート・センターでは子育ての手伝いをしてもらう側の「依頼会員」と手伝いをする側の「協力会員」、および両方の立場の「両方会員」が存在し、子育てしてる者同士、子どもたち同士が助け合い、交流できる場として機能しています。
実際、平成26年度の調査によると、市川市のファミリー・サポート・センターは、「協力会員」より「両方会員」の割合が高い、珍しい地域となっています。

また、子育て支援サイト「いちかわっこWEB」では、市からの子育てに関するお知らせや、イベント情報、保育所の入園状況が分かりやすく表示されています。

市川市の保育士の平均給与は?

市川市の保育士の平均給料は、大手求人サイトによると220,000円程度となっています。東京都内と比べると数千円下がるかもしれませんが、ほぼ変わらない収入が期待できるエリアです。

また、保育士支援のための取組みとして、市川市独自の保育士手当「いちかわ手当」制度があります。適用には条件がありますが、条件が合致すれば月額20,000円～の加算が受けられます。

市川市の保育士求人例

例1)市川市にある認可保育所での保育士(正社員)

こちらは、市内の認可保育所における保育士求人です。保育実務を担当するお仕事ですが、資格があれば経験不問な点と、時間外勤務が月平均4時間程度と残業が少ない点が目を引きます。

例2)市川市にある認可保育園での保育士(正職員)

こちらも保育士実務を担当する求人です。「野外体験多」ということですから「動植物と触れ合いながら保育をしたい」「しっかり外遊びをさせたい」という保育方針を持つ方はチェックしてみるとよいでしょう。

市川市で働く保育士のメリット

保育士に金銭的な手当てがある

市川市では、現役保育士さんに金銭的手当制度があります。「いちかわ手当」は、条件を満たす保育施設で働く保育士さんに、月額で20,000円～を給料に上乗せする手当制度です。手当金額は施設の勤続年数や、人件費割合にもよりますが、最大で月額98,637円となります。

また、家賃補助制度や、初めて市川市内の私立保育施設で働き始める人向けの「新生活準備資金補助」という制度もあります。しっかり制度を調べて、当てはまるメリットを享受できるようにしておきましょう。

文化都市・教育都市である

市川市内には戦前からのお屋敷街があり、多くの文豪が住んでいたことで知られます。そのような歴史から、千葉県内でも有数の文教地区となった市川市内には、私立の小中高校や、大学キャンパスが多数立地しています。駅前に多くの学習塾があることからも、教育熱心な保護者が多い地域であることがうかがえます。

保育所は福祉施設に分類されていますが、現在は教育的要素を含んだ保育を行う施設も増えています。そのような保育所に興味がある保育士さんにとって、やりがいのある仕事が見つけやすい地域かもしれません。

医療機関が多い

市内に東京歯科大学市川総合病院、国際医療福祉大学市川病院という2つの大学病院を持つ市川市。その他にも、国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院などの病床数の多い病院や、町のクリニック・薬局なども多い環境です。

市川市で働くデメリット

電車が混雑している

市川市から東京都内にアクセスする場合、JR総武線、東京メトロ東西線、都営新宿線を利用することになります。どの電車もラッシュ時は混雑しており、特に東西線は2019年の国土交通省調査によると、混雑率ワースト1とされています。リモートワークの普及で今後緩和される可能性はありますが、人混みが苦手な方は注意が必要です。

また、市川市は場所によっては道路が狭く、車でのアクセスがしにくいという声もあります。通勤経路はしっかり確認しておきましょう。

人気の住宅地、市川市で保育士の求人を探してみよう!

市川市は文教地区であることから、子どもが楽しめる教育的な施設が多く、保護者も教育熱心な方が多い地域です。行政によって、子育てに大きな役割を担う保育士への金銭的サポートが充実しており、保育士の社会的価値がしっかり評価されている地域だということもできるのではないでしょうか。

保育士として子どもの保育に関わり、社会に貢献したいという願いを持っている保育士にとってやりがいのある仕事に出会えるエリアです。ぜひ、市川市であなたに合った保育士求人を探してみてください。