独学派必見、保育士資格難易度、テキスト選びまで、短期間で受かる方法とは

保育士として働くための資格「保育士試験」は、毎年の合格率が20%ほどにしか満たないという難関資格と言われています。キャリアアップや異業種からの転向など保育士の試験を独学で突破する人も少なくありません。今回は短期間で効率的に試験に合格するための独学のポイントをご紹介します。

保育士資格は独学で取得できる?

保育科を出ていないけど、保育士を目指したいという方が独学で試験に合格するケースも最近では多くみられます。

合格率が20%付近の理由

厚生労働省の調べでは、 平成27年度22.8%、28年度25.8%、29年度21.6%と30%の壁を越えない難易度の高い資格として認識されているようです。難易度が高くなる要因は以下の2点あります。

・9科目全てに合格する必要がある
・全ての教科60点以上が合格ライン

保育制度や税金に至るまで政策が変更されるたびに、保育に関する規制なども改正が行われます。更新する内容の科目の学習には、注意が必要といえます。

合格率が低いが一度合格した科目は3年間有効

保育士の試験は筆記試験が年に2回施行されるため、受けやすいというメリットがあります。また合格した科目については3年間有効とされ再受験する必要もありません。一度で全てクリアできなかったとしても有効期限があることで再挑戦しやすい仕組みになっています。そのためポイントを押さえやすく独学で確実に取得することができる資格と言えるでしょう。

保育士試験内容や合格点は何点?

保育士試験は8つの筆記科目、3つの実技に分かれています。

筆記試験

試験科目 問題数 合格点 合格最低数
①保育原理 20問 60点 12問
②教育原理及び社会的養護
(教育原理)
10問 30点 6問
②教育原理及び社会的養護
(社会的養護)-
10問 30点 6問
③児童家庭福祉 20問 60点 12問
④社会福祉 20問 60点 12問
⑤保育の心理学 20問 60点 12問
⑥子どもの保健 20問 60点 12問
⑦子どもの食と栄養 20問 60点 12問
⑧保育実習理論 20問 60点 12問

実技内容

音楽表現 歌、伴奏技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること。
造形表現 造形表現情景及び人物等を豊かにイメージした描写、色使いなどができること
言語表現 基本的な声の出し方、表現上の技術、幼児に対する話し方ができること。

各科目60点以上合格で実技試験資格を得られる

筆記試験にあたる全9科目は100点満点の内60点以上が合格です。中でも②に記載のある「教育原理」「社会的養護」は10問ずつと少ない設問ですが、ニコイチなどと通称があるように両科目共に30点以上でなければ合格とみなされない難易度が高い教科です。実技試験は3科目あり、内2科目を選択して受験することになりますが、実技試験資格を得るためには筆記試験をパスしている必要があります。

テキスト選びで気を付けるべきポイント

独学での資格取得はテキスト選びで合否に差がでます。全国保育士養成協議会サイトで過去5年の過去問が閲覧でき参考になりますので、必ずチェックしましょう。また国の制度などによって改正される可能性がある内容を含む「社会福祉」他は特に詳細にも注目して最新の情報をインプットしましょう。問題が変わりにくい科目と変わりやすい科目を下記表でご覧ください。

問題が変わりにくい科目

・保育の心理学
・子どもの保険
・子どもの食と栄養
・保育実習理論

問題が変わりやすい科目

・保育原理
・教育原理及び社会的養護
・児童家庭福祉
・社会福祉

変わりにくい問題は過去問などで対応できますが、変わりやすい科目では常に新しいテキストの購入をおすすめします。また過去問の中では正解にあたっても規制改正後などで回答が反転される場合もありますので、統計情報などには必ず目を通し最新の情報収集を心がけましょう。

保育士資格を独学で合格するコツ

保育士の試験は1年に筆記が2回施行されます。トライするチャンスが多いため3ヶ月ほどの短期間に集中して学習を進めていくことが合格へのキーと言えるでしょう。

保育士テキストをしっかりと読み込む

保育士の試験に合格するためにはテキストが大きなカギを握っています。広範囲の学習を強いられる保育士の試験では、たくさんの情報を網羅する必要があります。そのためテキストはしっかり読み込み、核心を押さえておきましょう。

過去問や予想問題集

独学で大切なことは過去問や予想問題集で回答数をこなしておくことです。過去問は全国保育養成協議会サイトでいつでも閲覧ができます。学習は3ヶ月を目標に短期的に集中して行うことで効率的に習得可能です。試験前1ヶ月間は過去問の傾向を把握するためにも間違いなく確実に問題が解けるまで復習することが合格への自信にもつながります。

保育士資格は独学ならテキスト更新しながら6割を目指そう!

保育士資格は専門学校などに通うと卒業とともに資格を得ることができますが、高額の授業料がかかる上に時間を拘束されます。合格率が低いとされる保育士の試験は、すでに合格した科目については3年間有効期限があり、余裕をもって学習に取り組めるメリットがあります。試験合格のキーは適切なテキストを選択することです。特に規制の改正によって変更された内容や、記述について最新の情報を収集しておきましょう。

過去問や問題集でも改正内容によって回答も変化しますので、回答例を暗記するのではなく再度確認をしながら進めていくことが重要です。 独学が難しそうに考えられがちですが、短期的に集中して学習することで6割の合格ラインを超えることが容易になります。 最新のテキスト更新を怠らずに、計画的に学習を進めていくことで保育士試験を突破することができますので、着実にコツコツと進めていきましょう!

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