保育士は休みがとれない?保育士の休日日数や休暇について

保育士は忙しく、よく休みがないといわれる仕事ですが、休日休暇は勤務する保育施設によっても大きく差があるのが現状です。普段の休日もですが、年末年始などの長期休暇や、有給休暇が取りやすいかどうかも気になることでしょう。ここでは、保育士の休みについて解説します。

保育士の休みの日数と取り方

保育士の勤務と休みの取り方で一般的なのは、次の2つのパターンです。

1、完全週休2日制
2、週休2日制(4週8休など)

週休2日制というと、週に必ず2日休みがあるように思えますが、月に1度でも週に2日休みの週があれば、週休2日制といいます。

完全週休2日制

保育士の休みは、原則として保育を行っていない日曜日のため、休みの取り方は日曜日+平日1日というパターンが多いです。

厚労省が週6日保育を提唱していることもあり、土日が完全の休みの保育施設は限られています。現状では9割を超える保育施設が土曜保育 を行っていますので、保育士も完全に毎週土日休みというのは難しいでしょう。とはいえ、平日の休みは時間が有意義に使えますので、デメリットばかりではありません。また、保育士のワークライフバランス改善のために、土曜日の勤務は交代制という保育施設も増えてきています。

一方で、日曜日や祝日も子供を受け入れている保育施設では、休みに関してもシフト制の場合もあり、日曜日に休めない可能性もあります。

週休2日制(4週8休など)

保育士のワークライフバランスを確保するために、完全週休2日制を導入している保育施設も増えています。しかし、土曜日の保育の関係から4週8休や4週6休という保育施設も依然として多いです。

保育士は長期の休みは取れる?利用できる休暇

休みが取れないといわれることが多い保育士ですが、まとまった休暇は取れるのでしょうか? また、どのような休暇制度が利用できるのでしょうか?

年末年始やお盆、GWなどの長期休暇については施設も休みになることが多いため、保育士も比較的取りやすいといえます。特に、企業併設型の保育施設 の場合、その企業が休暇に入ると保育施設も休みとなるのが一般的です。GWの大型連休や年末年始などにまとまった休暇を設定する企業の場合、保育士も同様に休暇を取ることができる可能性が高いです。

また、法律に基づく休暇である、産休や育休、介護休暇などの休暇も当然利用できます。このほか、リフレッシュ休暇やバースデー休暇、慶弔休暇などの法定外休暇が取得可能な保育施設もあります。また、入職後すぐに有給を付与するといった、法定以上の有給休暇制度を設けている例もあります。

このようにさまざまな休暇制度がありますが、施設間により制度の活用には差があるのが現状です。特に、行事と重なる場合や、保育士同士で希望が重なった場合には希望通りとはいかない場合もあります。

保育士が休めないといわれる原因とは?

保育士は勤務する保育施設によって休日がもともと少ない場合もありますが、それ以外にも休めない原因となる要素もあります。

・休みの日に行事が入る
・持ち帰りの仕事が発生している
・有給消化が難しいケースも

休みの日に行事が入る

保育施設では、日曜など休みの日に運動会といった行事や、保育士の研修が入ることが多いです。また、公立の保育園で働く保育士の場合は地域の公務に参加しなければならないケースもあります。平日に振替休日が取れる環境であれば問題ないのですが、保育士が不足していて休日が取れないというケースもあるようです。

休日出勤や持ち帰りの仕事が発生している

休日であっても、行事の準備のために保育施設に行かなければならなかったり、家に残った事務作業を持ち帰えらざるを得なかったりする場合もあります。そうなるとたとえ休日であっても休んでいるようには感じられません。本来、施設での勤務中に行うべきことですが、時間や人員が不足しているためにこのような事態が生じています。

有給消化は難しいケースも

また、通常の休日制度と合わせて気になるのが、有給が消化できるかどうかということでしょう。保育士に限らず、人員不足の職場では有給が取りづらいという例は多いです。

東京都福祉保健局の実態調査 によると、現状の職場の改善希望において、「未消化(有給等)休暇の改善」を挙げる人は3割を超えています。働き方改革の推進により社会全体の取得状況は改善に向かっていますが、保育士の場合は依然として有給消化がやりづらい環境かもしれません。
なお、施設にもよりますが公営よりも私営の保育施設のほうが有給消化日数は多い傾向です。事業者によっては、有給消化率100%を達成しているところもあります。

保育士の負担を軽減する取り組み

保育士の業務負担の多さは、離職にもつながることから問題視されており、休日を含めさまざまな保育士の負担を軽減する取り組みも始まってきています。

・週休3日制導入
・ICT化への補助金支給

週休3日制導入

保育士のワークライフバランスを確保するために、1日の勤務時間を長く取り、そのかわりに週に休日を3日に設定する保育施設も見られるようになりました。休日が3日であっても週40時間勤務となりますので、雇用形態も正社員です。休みがきちんと確保できるので、家庭や子育てとの両立もやりやすくなります。

ICT化への補助金支給

保育士は子供の保育以外にも、関係する書類の作成や管理など事務作業もかなりあり、保育士の長時間労働や仕事の持ち帰り発生を引き起こしています。事務作業の多くはICTシステムの導入により負担軽減が可能 です。保育施設のICTシステム導入に対して区市町村から補助金の支給が受けられるようになっています。

休みをきちんと取れる保育施設で働こう

保育士の休みは、保育士本人のワークライフバランスの実現だけでなく、ひいては質の高い保育を実現するためにも欠かせないことです。保育士の処遇改善の動きが進められていると同時に、労働環境も見直されるようになってきました。今、保育士として働いていて、休みが取れないと感じているなら、もっと働きやすい保育施設への転職も考えてみるのもひとつの方法です。

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