大学や研究施設が多い文教地区、文京区で保育士求人を探してみよう

文京区には約22万人の人口がいます。山手線の内部に存在する区で23区内でも都心部に位置します。教育機関だけでなく、医療機関や図書館などが多く、都心部でありながら治安が非常に良く、穏かに安心して暮らせる地域です。そのため子育て世代にも人気があり、年少人口も増えている区です。

文京区ってどんなところ?

文京区は東京23区のほぼ真ん中に位置しています。面積は小さい区ですが、江戸時代から湯島聖堂など教育の場があった地域で、現在でも東京大学をはじめとした教育機関が多くあり、それ以外にも医療機関、出版関連企業、研究機関が集まっている東京屈指の文教地区が存在します。それ以外の地域でも閑静な住宅地が多く、23区の中でも特に治安の良い区として知られています。

区内には自然も多く、小石川後楽園のような歴史を感じられる日本庭園なども複数存在する地域です。神社などの歴史的建造物や夏目漱石など文豪ゆかりの地として文学碑などもあるので、自然や歴史を感じながら過ごすことのできる街です。一方で全国的にも有名な多目的スタジアムである東京ドームなどのレジャー施設、ショッピング施設もあり、様々な楽しみ方ができます。

文京区は教育施設や研究施設、医療施設が多いという土地柄で、高い教育を受けた方や教育熱心な方が比較的多い地域だと言えるでしょう。教育のために引っ越して来る親世代の方もいる地域です。また、治安が良い地域ということで、安心して住むことを重視する穏かな方が多いと言えるでしょう。

保育士の需要予測

文京区の人口構成

文京区の人口は2022年1月の時点で226,332人となっています。このうち年少人口は29,300人で、構成比でみると12.9%となっています。これは東京都全体や区部の年少人口の割合より多くなっています。23区でも特に年少人口の多い地域だと言えるでしょう。文京区の人口、年少人口とも増加しており、区の計画によれば今後しばらくこの増加傾向は続くことが予測されているようです。
少し前のデータになりますが文京区の合計特殊出生率は2018年には1.24％になっています。全国と比較すると低い割合になっています。もともと東京都の合計特殊出生率と比べて低い割合でしたが、2016年にはほぼ同じ割合になり、2018年には少し上回っています。出生数も年々増加しています。

文京区は23区内でも特に治安の良い区であり、文京区の子育て支援の施策は整っています。また、文京区は文教地区に表されるように教育環境の整った地域で、教育に熱心な親たちにとても人気のある地域でもあります。そのため、文京区で子どもを育てたいと考えるファミリー層は今後も増えていく可能性があります。

文京区の保育所数

文京区には市の情報によると126の保育施設があります。具体的に内容を見てみると、区立の認可保育園が19、区立の認定こども園が1、私立の認可保育園が82、小規模保育事業が15、家庭的保育事業が5、事業所内保育事業が2、認証保育所が2となっています。これ以外に東京都に認可外保育施設として届けられている保育施設が32程あります。この中には居宅訪問型保育事業などが含まれています。保育士の働く場所が多くある地域の一つです。

待機児童の状況

文京区の待機児童数に関してですが、2020年は11人、2021年は1人となっています。過去のデータを見てみると2018年に100、2019年には46となっていますから、ここ数年で大幅に待機児童数が減少したことがわかります。
なお、文京区の年少人口は増加しており、区もしばらくは増加傾向が続くことを予想しているようです。文京区の今後の計画によると、待機児童対策として今後も私立の認可保育園などの整備を進めていくようです。今後も保育士のニーズが十分にある地域だと言えるでしょう。

文京区の保育士の平均給与は?

文京区の保育士の収入に関してですが、求人サイトを参考に見てみると東京都全体の保育士の平均月収は約230,000円程度となっています。時給で見てみると1300円を欠ける程度です。文京区の保育士の収入に関しても同じくらいの収入を期待することができるでしょう。

東京都は全国と比較して特に収入が高い傾向があります。全国の介護士の中でも高収入を期待できるエリアです。
実際に文京区の保育士求人を求人サイトなどで見てみると、文京区は保育施設も多いため、経験を活かせる、他の保育士の育成などに関わるポジションの求人も見つかるエリアであることがわかります。このような仕事は保育士としてのキャリアアップとなるだけでなく高収入も期待できます。今まで保育士として働いてきた方であればその経験を活かすことで高収入を実現できますし、現時点で経験は少ないという方であれば今から経験を積んでいくことで将来的な収入アップにつなげることができるのではないでしょうか。

さらに、文京区は新しい保育園なども多いエリアです。職場の人間関係などに心配がある方にとっては、人間関係もまだ新しい保育園の職場環境はなじみやすいかもしれません。

文京区の保育士求人例

例1)文京区大塚にある保育所での副主任（正社員）

例2)文京区湯島にある認可保育所での保育士（パート）

文京区で働く保育士のメリット

保育士の支援制度が充実

文京区で保育士として働くメリットの一つは、文京区が保育士等のキャリアアップに取り組んでいるという点です。文京区は近年、待機児童対策で新しい保育施設が増えています。そして、今後そのように増加している保育園に関して質の向上の面で力を入れようとしているところです。そのために、区で働く保育士がやりがいをもって、さらに専門性を高めるなどキャリアアップをして長く働いて行けるように援助を行っています。実際に2018年では区内の約50の対象保育関連施設に賃金改善に使った経費の交付をしています。保育士支援制度が活用されている地域だと言えるでしょう。

教育機関と関わる機会がある

もう一つの文京区で保育士として働くメリットは、文京区は大学などが多く、そのため教育機関との関わりも多いという点です。実際に大学と協働開設した区立保育園があったり、保育士を要請する大学から実習生を受け入れたりしています。保育の研究や教育にも関わる機会があるということは文京区の特徴の一つだと言えるでしょう。

大学や研究施設が多い文教地区、文京区で保育士求人を探してみよう

文京区の治安は23区の中でも特に良く、子育て支援施策も整っており、安心して子育てができる区です。人口も年々増えており、それに伴って年少人口も増加しています。近年待機児童数が大幅に減少し、新しい保育施設も多い地域です。
文京区ならではの大学と協働の保育園などもあり、様々な角度から保育に関わることのできるエリアです。保育施設も多いため、これから保育士として働きたいという方にとっても、今までの保育士としての経験を活かした仕事を見つけたいと言う方にとってもご自身に合った求人が見つかりやすい地域だと言えるでしょう。
ぜひ、文京区で経験や生活スタイルに合った保育士求人を見つけましょう。