待機児童が解消され、新しい保育所が増えた中野区で働こう！

中野区は東京都区部の西部に位置する区で人口は30万人を超えています。人口密度の非常に高い区で近年人口も増加傾向にあります。都の中心部に近いながら、治安もそれほど悪くなく、生活にも便利な地域として特に若者世代に人気の地域で、ここ最近は年少人口も増加しています。日本が誇るサブカルチャーとのかかわりもあり海外からの観光客からも人気がある地域でもあります。

中野区ってどんなところ?

中野区は東京23区の西側に位置しています。区内には多くの駅があり、都内でも屈指のターミナル駅である新宿駅までは5分以内、他の主要駅までも30分あれば行けるという非常にアクセスが良いエリアです。

再開発地域である「中野四季の都市」には自然を楽しめる公園、オフィスビル、大学キャンパスなどがあります。また、駅周辺には商店街やスーパーもあり日常の買物にも困りません。飲食店も多く、利便性と暮らしやすさのバランスの良い区として人気があります。駅から少し離れるとそれほど家賃が高くない地域もあり、若者に人気の地域となっています。また、中野区は地震の多い日本にあって地盤の強い地域に属していることもあり、区内には密接した住宅地が多くあります。特に中野駅付近ははサブカルチャーとのかかわりも深く、駅前にある中野ブロードウェイは国内だけでなく海外の観光客からも人気のスポットとなっています。

中野区は人口の流動も激しい地域です。利便性を求めて来る方が多い地域だと言えるでしょう。少し前の区民への調査によると区のイメージとして明るく活気があり、人情味ある街ということが挙げられています。

保育士の需要予測

中野区の人口構成

中野区の人口は2021年10月の時点で、333,364人となっています。このうち14歳以下の年少人口は30,211人で年少人口の割合は9.06％となっています。日本全国の割合と比べても東京都全体の年少人口の割合と比較しても低い割合となっています。中野区の人口は近年増え続けていましたが、2021年に減少しています。しかし、年少人口は増え続けています。

中野区の人口ピラミッドを見てみると、最も多い年代は男女とも25歳から29歳までとなっています。中野区の合計特殊出生率は2019年の時点では1.0％になっています。2017年まで増加していましたが、2018年に減少しており、全国と比較しても東京都全体と比較しても低くなっています。

中野区は子育て支援制度も整っており、近年待機児童問題解消のために保育施設を多数整備していること、近年マンション等の建設が進んでいることなどから、以前より子育てしやすい環境が整ってきています。また、今後もしばらくは中野区の年少人口は増えていくことが期待できるのではないでしょうか。

中野区の保育所数

中野区には、147の保育施設があります。区立の認可保育園が10、私立の認可保育園が81、民設民営の認可保育園が1、認定こども園が3、地域型保育事業として認可小規模保育事業が14、認可家庭的保育事業は8、認可居宅訪問型保育事業が1あります。これ以外に認証保育所が9、認可外保育施設としてベビーホテルが5、企業主導型保育所が10、その他の保育施設が5あります。

中野区の待機児童数は2021年には25人となっています。その前の年は73人となっています。減ってきてはいますが、中野区の年少人口は増加傾向にあるため、今後も待機児童解消のための対策が必要な地域であることがわかります。

中野区の計画や保育施設情報を見てみると、ここ数年で新しい認可保育所の整備が積極的に進められていることがわかります。保育士のニーズは非常に高い地域だということができるでしょう。

中野区の保育士の平均給与は?

中野区の保育士の収入に関してですが、もちろん時期やサイトで違いがありますが、求人サイトの情報によると東京都全体の保育士の平均月収が230,000円を少し超える程度となっています。
中野区の給与に関して見てみると、東京都の中では比較的低い傾向があるようです。東京都の平均をきるくらいの収入を想定するのが現実的かもしれません。なお、東京都の保育士の平均収入は全国と比較すると高くなっていますから、全国と比較すれば、平均的か少し高い収入を期待できるのではないでしょうか。

実際に中野区の保育士求人を見てみると、東京都の平均を超える収入の求人も多くあることがわかります。さらに保育士としてのキャリアをお持ちの方であれば、リーダー保育士などの経験を活かせる求人を見つけると、今後に向けてキャリアアップしていくことができますし、高収入も実現できます。

中野区の保育士求人例

例1）中野区中央にある認可保育所での保育士（正社員）

例2）中野区中央にある認可保育所での保育士（パート）

中野区で働く保育士のメリット

質の高い教育・保育に力を入れている

中野区で保育士として働くメリットの一つは、中野区は質の高い教育・保育を提供することに力を入れているという点です。それぞれの家庭の生活スタイルに合った保育サービスを選ぶことができるさまざまな保育施設を増やしていくことだけでなく、質の向上のために客観的な視点での評価や指導をしていくことになっているようです。また、保育施設の枠を超えた研究や研修等を実施することで、保育職員の専門性を高めていくことになっています。保育士としてのキャリアアップの機会が整っている保育施設が多いと言えるでしょう。

新しい保育所が多い

また、中野区は数年前まで待機児童数の多い区として挙げられることがありましたが、ここ数年で待機児童問題解消のために認可保育所を中心に保育施設を多く整備しています。新しい保育所が多い地域です。新しい建物や人間関係の中で働くことができるのはメリットの一つだと言えるでしょう。また、新しい保育所では、自分たちでさまざまな意見を出したりすることが求められる場面も多いかもしれません。保育に関して意見を出したり主体的に関わっていきたいという方や、今までの保育士としての経験を活かしていきたいという方にとっては活躍の機会が多い地域だと言えるのではないでしょうか。

待機児童が解消され、新しい保育所が増えた中野区で働こう！

中野区の年少人口は年々増加しています。数年前は待機児童数が多いということで子育てのしにくさが挙げられることがありましたが、ここ数年で保育施設を増やし、待機児童数も減ってきています。また、都心部に近いながら緑もあり、必要なものは手に入る便利な環境で子育て世代にとって魅力のある地域となってきていると言えるでしょう。
中野市はここ数年で新たに整備された保育施設を含め、質の高い保育の実現も目指しており、保育士にとっては専門的な知識などを身につけるチャンスが多い地域です。ぜひ中野区の保育士求人を探してみてください。