年少人口増加中!ますます保育士が求められる江東区で働こう

江東区は豊洲地区などの再開発によりタワーマンションなどが増えており、東京都の中でも特に人口増加がみられている区です。区内には昔ながらの住宅が残る地域、オフィス街、緑の多い公園などもありさまざまな魅力に富んだ区です。都心部にはもちろん他の地域にもアクセスしやすく、電車を始めとした交通の便が良いのも江東区の魅力です。治安が良い区としての評判も多くの人が江東区に住みたいと思う理由の一つでしょう。

江東区ってどんなところ?

江東区は、東京都23区東部に位置する人口50万人超の区です。多くの路線が通っており電車による移動の利便性が高いだけでなく、都営などのバスも多く運行されています。空港にも行きやすく、都内はもちろん、全国、世界へのアクセスが良い地域です。
東京ビックサイトや豊洲市場など誰もが知っているようなスポットも数多くあります。ごみ埋立地を利用した夢の島公園には自然が多くあり、スポーツ施設や植物園、バーベキュー広場などもある憩いの場となっています。
再開発中のエリアも多く、東京都の中でも特に人口が増加中の地域です。江東区は地域ごとで様々な特徴があり、豊洲や東陽町といったオフィス街があり、再開発によりタワーマンションなど建設が進み人口が増加している地域、亀戸や錦糸町のような繁華街のある地域、清澄白河や門前仲町には緑の多い落ち着いた住宅街があります。

江東区の気候は、東京都の他の地域と同じように都市型の気候です。年平均気温は16℃程度で、ヒートアイランド現象の影響が大きく見られ、特に夏は熱帯夜が増えています。なお、江東区は対策として緑化の推進や親水公園の整備などを行っています。
江東区の区民の特徴ですが、江東区は再開発で住環境が整った地域も多くあります。利便性や生活のしやすさを重視する方が多いと言えるかもしれません。東京都の東部の特徴としては行動力があることや、下町の特徴として一見とっつきにくく感じても慣れ親しむと優しく人情にあふれる人柄であるということが言われるようです。

保育士の需要予測

江東区の人口構成

江東区の人口は2021年10月1日時点で、526,323人となっています。このうち14歳以下の年少人口は66,734人で年少人口の割合は12.7％となっています。東京都全体の割合や区部の割合と比較すると高くなっていますが、全国と比較すると低くなっています。東京都の中では、年少人口の占める割合が高い地域だと言えるでしょう。

江東区の人口は年々増加しており、年少人口も増加しています。区の予測によると、今後も年少人口は増えていくことが予測されています。

地域別にみると特に豊洲地区の人口増加が多くなっており、年少人口も多くなっています。
2015年から2019年の期間の18歳未満の人口推移に関して見てみると、特に6歳から11歳の小学生世代の増加率が最も高く10％を超えており、その次に多いのが中学生世代で約9％、高校世代が8％、0歳から5歳の就業前世代の増加率は約3％となっています。
合計特殊出生率は2018年の時点で1.32％となっており、2015年以降下がっています。全国の合計特殊出生率の比べると低くなっていますが、東京都全体や区部と比較すると高くなっています。東京都区部の中では5番目に高い合計特殊出生率となっています。

江東区の保育所数

“江東区には、183の保育施設があります。内訳としては、区立保育園が28、公設民営保育園が16、私立保育園が126、長時間利用の認定こども園が1、小規模保育事業実施施設が12となっています。これ以外に認可外保育施設もあります。東京都の情報によると、ベビーホテルが5、事業所内保育施設が21、院内保育施設が2、その他の保育施設が13、居宅訪問型保育事業者が1となっています。

江東区の待機児童数は2021年の時点では4人となっています。ここ数年で、人口増加に対応するために保育施設等の整備を進めたことにより、待機児童数はかなり少なくなっています。市の計画によれば、今後の年少人口増加に対応するために、需要に応じて保育施設の整備を進めていくことになっています。
保育士のニーズは今後も十分高い地域だと言えます。

江東区の保育士の平均給与は?

江東区の保育士の収入に関してですが、求人サイトの情報を参考に見てみると平均月収が230,000円を超えるくらいとなっています。東京都の保育士の平均とほぼ同じか、それより少し高い程度です。日本の保育士の平均より高い収入を期待できる地域だと言えます。

実際の江東区の保育士の求人情報を見てみると、区の平均収入を上回る収入を期待できる求人も多く見られます。特に、江東区は保育施設の数も多いので求人も多く、経験を活かせる求人も見つかりやすい地域です。役職のついた求人などであれば、かなりの高収入を期待することが可能です。保育士としてのキャリアを今までに築いてきた方は、その経験などを活かせる求人を見つけることが高収入につながるでしょう。まだ、保育士としては経験が少ないとか、これから保育士として働き始めるという方であれば、経験を積みながら、まずはリーダー保育士などを目指すことで将来な収入アップにつなげることができるでしょう。

江東区の保育士求人例

例1）江東区亀戸にある認可保育所でのリーダー保育士（正社員）

例2）江東区亀戸にある認可保育所での保育士（パート）

江東区で働く保育士のメリット

子育て中の保護者や学校入学前の子どもたちを支える取組み

江東区で保育士として働く一つ目のメリットは、江東区では地域子育て支援拠点事業として「子育てひろば」や「マイ保育園ひろば」といった地域の子育て中の保護者や学校入学前の子どもたちを支える取組みを行っているという点です。特に、子育て相談やイベントの参加、遊び場の提供を行う「マイ保育園ひろば」に関しては全認可保育所、認定こども園での実施を目指しているようです。保育園に日々通ってくる子どもたちやその保護者だけでなく、地域の子どもたち、子育て中の保護者を支える拠点として保育施設が重要な役割を担っている地域です。保育士として様々な経験を積めると言えるでしょう。

保育施設数が増加中

また、江東区は人口増加に伴い年少人口も増加しており、それに対応するためにここ数年でも保育施設数がかなり増えています。そのためそこで働く保育士の確保にも力を入れており、国や東京都の制度を活用した保育士処遇改善などに積極的に取り組んでいます。さらに、新しく増えた保育施設も多い中で、保育の質を高め、維持するために保育士がより専門的な知識や技術習得のための費用補助なども行われています。働きながら専門的な知識や技術を身につける機会が多いですから、保育士としてキャリアアップをするのに向いている地域だと言えるでしょう。
そして江東区は保育施設が多くあり、その方針等もさまざまです。保育士としてご自身の目指す形での保育に関われる施設を見つけやすいということも江東区で保育士として働くことのメリットの一つです。

年少人口増加中!ますます保育士が求められる江東区で働こう

江東区は人口増加と共に年少人口も増加しており、23区の中でも特に子どもの割合の多い地域です。治安の良さや再開発された地域は子どもと一緒でも安心して歩けるように道路の整備などもなされています。子どもと楽しめる施設も多く、江東区は今後も子育て世代にとって魅力のある地域だと言えるでしょう。

子ども人口の増加に対応するために保育施設も増加しており、江東区は保育士の確保や保育の質の向上にも力を入れています。保育士にとっては自分に合った保育施設や求人を見つけやすく、保育士としてさらなる知識や技術を身につける機会もあるエリアです。
ぜひ、江東区でご自身に合った保育士求人を見つけましょう。