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家庭と仕事の両立が辛くて転職を決意。ママさん保育士として受け入れてくれた新しい職場に感謝

前職

保育士

現職

保育士

Kさん32歳)

更新日:2024/03/27

公開日:2024/03/27

子供を抱いている保育士の女性

今回は、家庭との両立に悩み、転職に成功した保育士さんの転職体験談をご紹介します。子育てをしながらの転職は、体力的にも時間的にも難しく、諦めてしまうママさんも多いのではないでしょうか。どのように転職に成功したのか、子育て中で転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

【転職者プロフィール】

名前 Kさん
年齢・性別 32歳・女性
前職 保育士
現職 保育士

【前職】認証保育園で保育補助から保育士に

保育園児と遊んでいる女性保育士

保育士の資格が取れるような学校を出ていなかったものの、保育の仕事に携わりたいと思い、認証保育園で保育補助から仕事をスタートさせました。主に保育士のサポート業務や雑務を担当していましたが、仕事をしていくうちに、サポートではなくもっと子ども達のために働きたい、そのために資格を取得して保育士として働きたいと思うようになりました。
認証保育園は駅前など通勤しやすい場所にあることが多く、私が働いていた認証保育園も立地は抜群で、通勤にメリットがありました。また13時間以上という長い開所時間なので、シフト制での勤務ができ、さまざまな働き方ができることも魅力でした。

保育士として働くが給料は思ったほど上がらなかった

無事に資格を取得し、保育士として働けるようになり、保育補助に比べると仕事内容は自分がやりたいと思っていたことに近づき、仕事自体にはやりがいを感じていました。
ですが、保育士として任される仕事や責任も増えた一方、給料は期待していたほど上がりませんでした。自分がやりたい、と思って取得した保育士の資格ですが、資格を取るための時間や経済的負担、そして現在の仕事量を考えると、給料が見合わないと思ってしまうことも。さらに、保育士となると事務作業など保育以外にする仕事が多く、とても時間内には終わりません。結果、みなし残業をする時間も増えました。

出産を機に、家庭と仕事の両立が大変に

保育士として働き始めてから結婚し、出産、そして育休を取得しました。保育園という職場環境のため出産や育休には理解があり、取得はスムーズでよかったのですが、育休が明けてからの毎日は思っていた以上に忙しくなりました。保育士として多くの子どもと接してきたものの、実際の子育てはまた違った難しさがあります。もちろん、自分の子どもの世話のための時間も必要です。時間に追われるうちに、だんだんと心に余裕が持てなくなっていきました。
認証保育園は13時間以上の開所義務があり、シフト制であることも子育てをする前は魅力のひとつだったのですが、子どもがいる状態で夜間に働くことは負担も大きくなり、体力的にも辛くなりました。夜間にママがいないことは、夫や子どもにも負担となり、このまま続けていてよいのだろうか、と迷うようになりました。

子どもとの時間を増やせる職場探しに奔走

保育補助から保育の仕事を始め、保育士になって働きたいと思うほど、保育の仕事は好きで、続けていきたい気持ちもありました。ですが、出産後から家庭との両立が難しくなり、自分の子どもに負担をかけてまで仕事を続ける理由はあるのか、と迷い続ける日々でした。独身時代には魅力を感じていたシフト制は今の自分には合わないと感じ、昼間中心の保育園に転職すれば両立できるのかも、と思い始めていました。
しかし、ずっと認証保育園で働いてきましたし、子持ちの転職は不利なのではという不安もあって、なかなか転職という一歩を踏み出せない状態が続きました。
転職したいという気持ちを持ちながら、保育園に掲示されている求人を見て回ったり、ネットで求人を探したりしました。

転職活動をスタートするときに準備したこと

転職活動中の女性

・転職先に子どもへの理解があるかどうか調べた
・子どもの送迎時間に間に合う勤務先にした
・勤務先の環境や人員構成、行事などを確認した

転職先に子どもへの理解があるかどうか調べた

仕事をするママの共通の悩みとなるのが、子どもが体調不良になった時に急なお休みや早退がもらえるか、という点だと思います。勤務先が子どもへの理解があるかどうか、評判などを調べました。仕事と家庭との両立を目指していたので、求人票を見て、福利厚生が整っているかをも確認しました。
また、ママさん保育士がいれば子どもがいても仕事がしやすい環境である可能性が高いと思い、在籍状況なども調べました。

子どもの送迎時間に間に合う勤務先にした

保育園によって、仕事をするママに対応するため、早い時間に開園することもあります。そうなると、勤務する保育士も早い時間の出勤することになります。自分の子どもの送迎があるため、出勤時間が間に合うところを探しました。
また転職先では、仕事にいっぱいいっぱいになりたくないと思っていたので、自分が家庭と両立できそうな勤務時間の上限を決めて、勤務時間がそれ以上にならない勤務先を選ぶようにしました。

勤務先の環境や人員構成、行事などを確認した

保育園の中には、少ない人数で仕事をしていることもあると聞いていました。人員が少ないと休みにくくなりますし、仕事が終わらず残業になる多い可能性もあるため、子どもの受け入れ人数に対してギリギリの人員でないかも確認しました。
また、休日に行事がある場合には、休日出勤になります。独身の頃と違い家庭と過ごす時間も大切で、休日はなるべく家族で過ごしたいと思っていたため、どのくらいの頻度で休日行事があるのかも確認して、業務のボリュームを予想しました。

保育士への転職活動で大変と感じたこと

保育士の資格は持っていましたし、経験年数もある程度あったので応募できる求人は多かったのですが、子どもがまだ小さく時短勤務をメインに探してみると、求人は絞られてしまいました。また実際に調べてみると、保育士の働ける保育園の種類はさまざまで、一体何を基準に選べばよいのか分からなくなりました。
子どもが進級するタイミングは、環境が変わり忙しくなることは分かっていたので避けたかったのですが、4月は求人が増えることも予想していました。条件を考えると求人数はそれほど多くないため、4月に転職活動をしました。結局、転職活動と子どもの進級の準備が重なってしまい、かなり大変でした。

疑問は解消して、自分の経験やビジョンをしっかり伝える

面接で話をしている就活中の女性

求人を見て、いいなと思った保育園は実際に見学しました。保育士の経験年数もあったため、園が異なっても仕事内容はある程度理解できます。疑問に思うことは質問して、事前に解消するようにしました。
また、仕事をしている保育士や子どもたちの様子、保育園の室内も見て、普段どのような環境で保育が行われているのかもチェックしました。

将来のビジョンも見据えた相談をした

長く働きたかったため、子どもが小さいうちは時短で、パートやアルバイトとして働きたいことを伝えました。また子どもが大きくなったら正社員になりたいと思っていると、今後の希望を素直に伝えました。
また、保育補助から保育の仕事を始め保育士の資格を取得したことや、認証保育園でいろんな年齢の子どもと触れ合ってきた経験もアピールしました。

転職したことで家族と過ごす時間も増えた

当面は時短での勤務で、最終的に正社員となるとを目標としたので、年齢にこだわらずキャリアップが見込める私立幼稚園を転職先に選びました。勤務もシフト制ではなく、時間が決まっているため規則正しい生活ができるようになり、家族と過ごせる時間も増えました。
何より良かったのが、急な子どもの体調不良でも交代できる体制が整っていることです。いざという時に、すぐに子どもの元に駆けつけることができることで安心感も得られています。シフト制で夜間の勤務があったときは、家族への負担も大きく申し訳ない気持ちもあったのですが、転職後はそれもなくなり、自分の体力、精神面で負担が軽くなったと感じています。

保育士へ転職したいママに伝えたいこと

保育士への転職を目指すママは、自分と同じように家庭と仕事の両立が大変で悩みを抱えている人もいると思います。どちらかを犠牲にするような働き方では、続ければ続けるほど、傷が深くなってしまうような気がします。自分も、子持ちの状態で転職できるだろうかと不安になり、転職に踏み出せない時期がありました。しかし転職後は、家族と過ごせる時間も増えました。悩んでいる方には、前向きに転職を検討してほしいです。
転職を考える時には、子どものお迎えなど家族で協力できることは事前に話し合っておき、それに合わせて勤務時間など条件の合う保育園を選ぶとよいと思います。

最初は雇用形態を絞らない

いろいろな求人を見て、子どもが小さいうちは時間や給料の面からパートの働き方が合っていると思いました。正社員は給料が安定しているイメージがあるものの、実際には場所や施設によって給料は変わります。条件を絞りすぎると、選べる求人も減ってしまいます。雇用形態にとらわれず、勤務時間や仕事内容など全体を通して給料に見合っているかで選ぶとよいと思います。

家庭との両立に向けて転職は大きな一歩

保育士の転職体験談をご紹介しました。もともと認証保育園で保育士として働いていた方でしたが、シフト制で夜間の勤務もあり、子育てしながらでは家庭との両立が難しくなっていました。子どもや夫に負担をかけていると感じ、家族と過ごす時間も思うようにとれず、体力的、精神的に追い詰められた状態から転職を考え始めました。家庭との両立という目標が定まっていたため、優先順位を見誤ることなく、転職先を探すことができたのが成功の秘訣ではないでしょうか。
ソラジョブでは数多くの保育士の求人を探せます。地域や雇用形態などから探し、給料や福利厚生なども調べられ、残業なしや給料などからも条件を選んで検索できます。条件を緩くして求人を探して、この地域にどのくらいの求人数があるかも把握としてみるとよいでしょう。悩みを抱え、転職を考えている方はぜひソラジョブで保育士求人を探してみてください。

※本記事で使用している画像はすべてイメージ画像です。

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