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「自分の好き」にこだわり、未経験で保育士へ転職。諦めずにチャレンジして得た理想の職場

前職

営業職

現職

保育士

Iさん27歳)

更新日:2024/03/27

公開日:2024/03/27

子供と手を合わせる保育士の女性

今回は、未経験から保育士に転職した方の体験談をご紹介。保育士は、子どもたちの成長を間近で見ることができる人気の職業です。共働きの世帯も増え、お父さん・お母さんの代わりに保育を担う重要な役割を果たします。未経験からどのように保育士に転職をするのか、事前準備や転職後の仕事のやりがいなどを解説するので、参考にしてください。

【転職者プロフィール】

名前 Iさん
年齢・性別 27歳・女性
前職 営業職
現職 保育士

【前職】教育に携わる仕事に憧れ、教科書出版社の営業に

マーカーが引かれている参考書

子どもが好きで、将来は教員を目指すべく教育学部のある大学へ進学。サークルやアルバイトも並行しながら、大学時代は教員免許を取得することを目標に勉強を続けてきました。実際に教育実習生として教壇に立つ場面までは来たのですが、実際の現場を見て自信を喪失。幼稚園教諭免許と教員免許は取得したものの、大学卒業後は教科書出版社の営業職の道に進みました。就職後は、主に学校へ訪問して先生方に教科書を提案する業務を担当。教員とは違う形ですが、教育の現場に携われることや、自分の提案が採用されて子どもたちのもとへ教科書が届けられる様子を見ることに、やりがいを感じていました。

教員の方と関わる中で、「自分が本当にやりたいこと」について考えるように

社会人生活にも慣れ、営業の仕事自体には日々やりがいを感じていました。とくに、私を信頼して連絡をしてきてくれる教員の方が増えてきた点も、喜びを感じるポイントでした。しかし、教員の方の話を聞いたり、学校訪問で子どもたちの様子を見かけたりするたびに、「やっぱり教育に携わりたい」という気持ちが強まっていた自分がいたんです。このまま大学時代に夢見た、自分がやりたい仕事にチャレンジしなくてよいのかと悩む日々が続きました。時折耳にする「人生は一度きり」といったフレーズは、当時の私にとってとても印象的な言葉だったと記憶しています。

保育士をしていた友人の言葉をきっかけに転職を決意

今の仕事を辞めて転職するか悩んでいたとき、保育士として働く大学時代の友達と再会する機会がありました。友人と仕事の話をする中で、やりたいことを仕事にしている友人の姿がとても輝いて見えました。友人から保育の楽しさややりがいを聞き、改めて「教育の道に進もう!」と決心をしました。転職を決意できたのは、ある程度社会人としての経験ができたこと、営業職として成果を出せていたことも大きかったと思います。また、何よりも「やりたいことをやってみたい」という思いが強くなりました。

自分がやりたい保育像が明確に

転職にあたり改めて教育関連の仕事を調べていく中で、結婚・出産・子育てなどライフステージが変化しても働き続けやすい「保育士」に的を絞って探すことを決意。友人の話の影響も大きかったように思います。保育士の転職情報を調べていくと、異業種から転職をしている人が多かったことに驚きました。また、仕事内容や働く場所の知識が増えるにつれて、自分がやりたい保育士像がだんだんと明確に見えてきました。

転職活動をスタートするときに準備したこと

ノートPCで作業をしている女性

・保育業界や保育士について理解を深めた
・自分がなりたい「保育士像」を明確にした
・転職先の経営体制や保育理念を入念に調べた

保育業界や保育士について理解を深めた

教員免許を持っているとはいえ、保育業界や保育士に関する知識はほとんどない状態でした。なので、転職活動のスタートにあたって、インターネットや書籍を通して保育士の仕事についてしっかりと予備知識を蓄えることにしました。一番役に立ったのは、実際に保育士として働く友人からの情報です。下調べをしたことで、具体的な質問をしてアドバイスをたくさんもらいました。その後は、自分にはどのような施設でどう働くのが合うかなど、各施設の求人を比較して研究。保育園によって、さまざまな特色があることを知りました。

自分がなりたい「保育士像」を明確にした

面接の対策なども踏まえ、自分が実際に保育士としてどのように働いていきたいのか、ビジョンを明確にする作業も行いました。私の場合は、イメージマップを活用して頭の中を整理。「子どもたちの成長に貢献できる保育士」「保護者の方からも信頼される保育士」など、具体的なビジョンが見えてきました。
また、給与や勤務地など条件面で求める項目についても、具体的な要素を書き留めておきました。紙に書くことで、後から見返しができてとても便利です。頭の中だけでは考えがまとまらない人や、話すのが苦手な人にもおすすめできる方法と感じています。

転職先の経営体制や保育理念を入念に調べた

転職が決まったあとに「イメージと違った」とギャップを感じることがないように、施設の経営体制や保育理念などを念入りに調べました。今振り返ると、大学時代の就活以上に詳しく調べたと思います。また、研修や教育などの実務面、保育士の人数など勤務体系に関わる部分も細かくチェックしていました。インターネットの情報だけではわからないこともあるので、実際に求人元に問い合わせたり、保育園見学の際に疑問を解消したりしました。とくに、「未経験の保育士を受け入れた実績があるか」については、事前に聞いてみてよかったと感じるポイントです。

保育士への転職活動で大変と感じたこと

転職活動を始めたばかりの頃は、未経験歓迎の保育士求人も豊富で応募のハードルは低いと思っていました。しかし、実際に応募先の保育園へ見学に行き、先輩保育士さんの様子を垣間見ると、保育現場に飛び込むことに不安を感じるように。本当に自分は保育士に転職できるのか、教育に携われるのかと、不安が襲ってきました。そこで、「今辞めたら大学時代と何も変わらない」と自分を奮い立たせたんです。以前作成したイメージマップを時折見返し、教育業界への熱を忘れないように頑張りました。また、転職先を選ぶ際に慎重になりすぎて、自分に合う職場を見極めることは案外難しいとも感じました。

こだわりぬいた先に自分にマッチした志望先がある

園児の前で紙芝居を読む女性保育士

私の場合、保育業界の仕事が未経験である事実は変えられません。なので、実際に受けた面接では、営業で鍛えたコミュニケーション能力やマナー、提案力など今あるスキルを最大限にアピールしました。また、素直に「子どもが好き、子どもの成長の手助けがしたい」という気持ちも面接官に伝えました。
採用後に、嘘偽りのない素直なところが採用の決め手のひとつになったと教えてもらいました。不安もありましたが、正直な気持ちを伝えてよかったと感じています。人より劣っている、不安な点がある方はぜひ正直に打ち明け、マイナスをプラスに変える努力をしてみてください。

園内見学を通して自分にあった志望先を見つけた

自分に合う職場を探せるよう、保育士の募集をしている施設には見学を申し込みました。園内を見学することで、ホームページや求人情報だけではわからない、保育士さんたちの雰囲気や子どもたちの様子を感じられてよかったです。また、元気な子どもたちの様子を見て、転職活動の励みにもなりました。就職を決めた現在の職場も、園内見学に行った中のひとつです。これから保育士を目指すのであれば、就職後のギャップを避けるためにも、園内見学に行くことをおすすめします。

保育士として子どもの成長を見守れることがやりがい

求人情報の調査や施設見学を通して、転職活動を始めて2カ月ほどで希望の施設から内定をいただきました。入職したばかりの頃は、「保育補助」の立場でお仕事がスタート。最初は未経験ということもあり、不安な要素が多かったのは事実です。そんな中でも今日まで頑張ってこられたのは、充実した研修制度や先輩保育士さんのアドバイスがあったからだと感じています。
保育補助として働きながら、さらなるスキルアップのため保育士資格を取得しました。現在は念願の保育士として働いています。仕事に慣れた今は、徐々に自分のやれることが増えていることが喜びです。そして、子どもたちの成長を近くでサポートできていることにやりがいを感じています。

保育士への転職を目指す人に伝えたいこと

保育士に興味があっても、私と同じように未経験で一歩踏み出せない人も多いと思います。一歩を踏み出すには勇気がいりますが、ぜひ臆することなく挑戦をしてみてください。「理想の保育士像」を自分の中で決めることで、転職活動の軸も見えてきます。各園の教育体制も働きやすさに影響すると思うので、転職先を選ぶときは、未経験の人を受け入れた実績があるか、先輩保育士さんがたくさんいるかなども確認してみてください。
また、面接では保育に対する思いや、これまでの実績を面接官にぶつけるとよいと思います。

園内見学で納得のいく転職を

先にもお伝えしましたが、可能な限り園内見学に行くことをおすすめします。書面では感じられない現場の雰囲気を、肌で感じることができるためです。面接よりもラフに話が聞けるので、気になることを何でも相談できるよい機会だと思います。施設の理念や方針だけでなく、通っている子どもたちや保育士さんたちの様子など、些細なことでも積極的に聞いてみると、転職先を決断するきっかけになります。内定をいただいたときに、納得して承諾ができる判断材料を見つけることを意識してください。

納得のいく保育士への転職を目指そう

営業職から未経験の保育士へ転職した方の、転職体験談を紹介しました。どんな保育士になりたいのか、子どもたちとどのように接したいかなど、働くためのビジョンをしっかりと持つことが重要です。たとえ未経験でも活かせるスキルは必ずあるため、自分の強みなども面接に向けて整理をしておきましょう。
ソラジョブでは、保育士の求人情報を多数掲載しています。雇用形態やシフト、給与、未経験可やブランクOKなど、さまざまな条件で絞り込んで求人を検索可能。保育士の求人を探されている方は、ぜひチェックしてみてください。

※本記事で使用している画像はすべてイメージ画像です。

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